今やサウナ施設に足を運ぶと、サウナーたちが個性的で色とりどりのデザインが施されたサウナハットをかぶっている姿をよく目にするようになりました。これが一般的になったのは、約6、7年前くらいからでしょうか。それ以前は、タオルを頭に巻くだけというシンプルなスタイルが主流だったのです。大きく変わったのは間違いありません。最近では、サウナハットを見ただけで「あ、あの人いつもいるな」と、お互い声を掛け合わずとも意識しあうことが増えてきました。
サウナハットだけでなく、もう一つサウナーたちがこだわりを見せているアイテムがあります。それがサウナマットです。こちらも様々な色が揃っていて、ウレタン素材を使用したものを持ち歩いている方を多く見かけます。中には、コンパクトに折りたたむことができるものや、表面に汗をためない設計がされているもの、さらにサウナ室内で見かけるオレンジ色のマットを小さく切って持参する方もいらっしゃいますね。
サウナマットの役割とは?
サウナマットの一般的な役割は、サウナ室内で他の人との汗の接触を防ぐことや、自分の汗を直接サウナ室に落とさないようにする配慮です。また、腰掛ける場所が高温の場合、その熱を和らげる効果もあります。
では、日本一⁉ 高額なサウナマット「ひのき舞台」はどうでしょう?
まず、この製品の基本スペックからご紹介します。
- サイズ:360×280mm。日本人の腰掛けにちょうど良い大きさです。
- 重量:420g。軽量で持ち運びが簡単です。
- 材質:天然木曽ひのき
天然木曽ひのきとは?徳川吉宗時代!
天然木曽ひのきとは、長野県の木曽谷から岐阜県の木曽川上流地域に広がる森林地帯で生産される、非常に貴重なひのきを指します。この地域では、樹齢300年もの古木が大切に管理・育成されています。木曽ひのきはその材質が非常に優れており、伊勢神宮の遷宮用材や高級建築用材としても使用され、一本あたり数千万円に達することもあります。この「サウナマットひのき舞台」は、そのような木曽ひのきの間伐材を使用して作られています。300年という年月を考えると、1700年代、徳川吉宗の時代にさかのぼり、その歴史とロマンに思いを馳せることができますね。
木曽ひのきの特長と効果
まず、水分や湿気に強く、抗菌効果があるのが特徴です。木製だから湿気を吸収し、カビが発生するのでは?と心配される方もいるかもしれませんが、私自身、使用後は車内に置いておくと、すぐに水分が蒸発し、乾燥状態を保ってくれます。そして、自然のひのきの香りによるリラックス効果は言うまでもありません。屋外での「ととのいタイム」に腰掛けている時、爽やかな風にのってほんのりと香りが漂ってきます。さらに、ひのきのマットを枕にして横になると、ふと眠りに落ちるほど心地よい香りを堪能できます。
また、マットを広げる際に響く「カラッカラカラン」という乾いた音も、サウナのひと時に風情を添えてくれます。
私はサウナでの時間をとても大切にしています。その時間を過ごす舞台にもこだわりたく、自然の香りを感じながら最高品質の素材で整いたいと考えた結果、この「サウナマットひのき舞台」にたどり着きました。今では、施設やアウトドアサウナでも欠かせないアイテムとして愛用しています。今日もどこかで、これを使ってサウナを楽しんでいることでしょう。ああ、今日のサウナも大満足です。
広げた状態
丸めた状態
持ち運び時
コメント